BKライスクにまた行ってきた。
3回目。そして3回目の転倒ww
(いつになく転倒者の多かった。参加者の半分ぐらい??)
まあ、それでもやっぱり上手くなってる。
前回のタイムよりコンスタントに1秒縮んでるし、ベストも2秒縮んでる。
さらに2秒ぐらい早い人の走り方は別次元なんだけど。。。
速くなった実感よりは、楽に走れるようになった実感の方が強い。
同じように走ってるつもりなんだけど、実は速く走ってるというか。
さておき、スポーツバイクに乗り始め、
サーキットでちょこちょこ走り始めて思ったことがある。
バイクに乗る前は、10数年間空手をやってきたんだけど、
バイクのスポーツ走行と空手はすごく似てる。
まず、一般人のいる公共の場所では、やっちゃいけない。
スポーツ走行は大概スピード違反だし、
周りの人(がいれば。。。)にも迷惑だし、危険。
サーキットは別。スピードは出せるだけだしていい。
転んだって、事故じゃない。(広義では一応事故なんだけど)
空手だって、街中で人をぶん殴ったら、立派な傷害罪。
が、道場で組手をやる分には正々堂々とぶん殴れる。
まあ、ぶん殴るとはちょっと違うけどさ。
然るべき場所では、普通やってはいけないことが堂々と正当化される。
危険回避という意味では日常でも使えなくはないが、
できることは限られているし、積極的に使える性質の物でもない。
次に、恐怖感を克服することがひとつのポイントになる。
と同時に恐怖に対して守りにはいると、逆に危なかったりする。
アクセルを開けてスピードを出せば、バイクは曲がらないし、
転倒したときの怪我も大きくなるので、やっぱ怖い。
が、怖いからといってアクセルを開けないと、いつまで経っても上手くならない。
むしろ、開けないほうが方が危ないケースだってある。
(失速すると不安定になる乗り物だから。)
アクセルをしっかり開けること、スピードに慣れることがひとつのポイントになる。
空手もそう。
自分に向かって相手の突きや蹴りが飛んでくる。当たれば痛い。
防戦一方になったら、勝てないし、上手くもならない。
怖いからといって、腰が引けた状態で技を出しても、相手には通用しない。
逆に相手の技を大きく貰う状況でもある。
というか、この辺りの間合いが一番危なくて、被害が大きい。
(相手の突きや蹴りのスピードが一番乗ってくる距離だから。)
相打ち覚悟で、相手に飛び込んだほうが、リスクが少ないときもある。
これを覚えると、非常に楽になって、守りも不思議と上手くなるのだ。
もちろん何も考えずに飛び込めば大怪我するけどね。(バイクも一緒)
恐怖感の中で力を抜いてリラックスでき、
危険と隣り合わせの状況で冷静に対処できることが、
すごく重要なポイントだったりする。
じゃあ、どうするかとなると、これは場数踏むしかない。
程度の差はあれ、場数である程度カバーできるものだと思う。
(競技者としてトップになるとかはまた別だけど。)
誰だって最初はおっかなびっくりだ。
こんな一般人からみれば奇妙な趣味ごとをやってるなんて、
自分はとっても奇特な人だと思う。
(しかも両者共通して、無関心な人たちからのイメージはよろしくない。)
ああ、日焼けした顔と筋肉痛の太ももが痛い。